皆さんニイハオ! ヒッコリーです。
今日の小論文の練習テーマは「電気飛行機の実用化」について。
今月の1日に、高級車ブランド「ロールス・ロイス」が電気エネルギーを使用した「sprit of innovation」という飛行機を開発し、15分間の飛行に成功しました。
6000個のバッテリーセルが400kwのパワーを出すことができます。
今回の初飛行では電動飛行機の世界記録に挑戦知るための1ステップであり、航空業界が脱炭素化に向けてのプロジェクトとなっています。
しかし、小さな機体ならば短時間、短距離の飛行は可能ですが、大きな旅客機となると電気飛行機の利用はかなり難しい問題です。
まず従来の燃料を利用する飛行機よりも電気飛行機のほうが機体に負荷がかかります。
従来の飛行機は機体の半分ほどは燃料で占められています。 しかしそれ以上に電気飛行機で十分な距離をとぶならば、従来の燃料分の30倍は必要となってきます。
例として世界最大の旅客機「エアバスA380」に乗客600人+貨物を積んだ場合、燃料満タンで1万5000kmの距離を飛行することができます。
しかし燃料分をそのままバッテリーに置き換えると1000kmしか飛行することができません。
また、従来の飛行機は飛行するたびに燃料を消費するため機体は軽くなっていきますが、電気飛行機の場合機体の重量に変化がありません。 そのため電気飛行機は長時間、長距離での飛行が難しくなっています。
今現在では大人数を同時に乗せたり、貨物の運搬としての利用は難しいですが、小型であることを利用して少人数を乗せた空飛ぶタクシーとして実用化されるのは面白いのではないでしょうか。
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